本日は昨日から唖の釣をやろう、と久しぶりに稽古をし、仕草を丁寧に確認。そして三味線のお姉さんにお願いいたします。と連絡をする。
電車の中でも唖の釣を稽古しながら浅草演芸ホールへ。到着し、着物に着替え客席を覗くと、車椅子のお客様が20名程、嫌な予感がし、確認すると、、、、
へルプマークのお客様40名+車椅子のお客様20名。。。これはとてもとても唖の釣はできない。
では、やかん、桑名船と思ったが開口一番が講談の前座さんで、これもできない。
では日曜の大勢のお客様だから。動物園と思ったが前の方に演られてしまった。
では反対俥と思ったが、今日来てくださるお客様が前の芝居の末廣亭に来てくださってその時に反対俥を演っているので演目を被りたくない。
寄合酒もしくはお血脈で地噺と思ったが教わった師匠が、どちらも本日出番なので、できない。
狐憑きは桃太郎師匠と寿輔師匠を知らないとできないので招待券が使えない日曜日は難しい。
これは、もう勘定板しかない。楽屋でコッソリ稽古をして、高座へ。
少し大人しい客席を、マクラで、なんとかほぐし、勘定板へ。流石、勘定板だ。演目自体が面白い。そのままの勢いで後半さらに盛り上がり、かりんとうで笑いのてっぺんへ。
教えてくださった桃太郎師匠に感謝!!
後で録音を聴いてみたところ不覚ながら笑ってしまった。自分で自分の高座を笑うとは、、
昨日は藍馬師匠にお昼をご馳走になりました!
いつも有難うございます!