大事な日がやってきた。勝負の日である。
朝10時に目が覚める。 喉の様子を確認
うん、これなら夜までには完璧になっている
暫く準備をした後 講談のところだけ稽古
その後本編を通しで稽古する。
その後 また準備をした後 銀行へ
本日の出演者に渡す御礼の為に
札を新札に変える。
その後 気合を入れる為に行きつけのラーメン屋へ。帰りに乗っていた自転車が多分 パンクした
自転車を押し稽古しながら自宅へ
その後 最終準備をして内幸町へ
電車の中で最終稽古をする。
到着。準備 バタバタ…バタバタ…
かなりの緊張。喉がすぐ乾く。
それを見ていた伸ぴんさんが兄さんは高座にだけ集中してください。それ以外は任せてくださいと。言ってくれる頼もしい 頼もしすぎる。
とても素敵な口上だった。本当に良かった。
その後出番となる、
なんで こんなに緊張しているのだろうか
内幸町ホールで披露目というのもあるのかもしれない。
寄席の35日も緊張したが、ここまでではない、
恐らく普段前座修行をしていた場所なので
安心感があるのだと思う。
ただ、ここまで来たらどうしようもない。
自分を信じるしかない。
噺に入る。最初の方で細かい表現が抜けてしまった、お客様にバレないように修正する。
緊張もあってか、噺が、全体的にかなり力が入ってしまった。
講談も声が張りすぎた 抑揚が全くない。
それにまた朝から稽古しすぎなのか
講談の途中から声が枯れ始めた。
結果としてお客様に助けて頂いた形になった
アンケートを見ると、とても満足が多く
ほっと一安心
たくさん、差し入れもいただき感謝感謝!