本日も、末廣亭で何をやろうかなと考えながらお血脈を稽古しながら末廣亭へ到着し客席を覗くと、人数はいるが、中々笑ってくださらない厳しそうなお客様。
前座さんが、からぬけ、笑いがあまり聞こえてこない。
私の前の二ツ目の兄さんも、なんとかしようと鉄板のマクラを振る、すると多少の反応は返ってくる。その後、初天神に入られたが、、、、噺に入ると静かになってしまう。お客様
どうしようか、考えに考え、二ツ目の兄さんのマクラは多少反応があったので普通の噺ではなく、
漫談要素の強い地噺、「お血脈」
所々、お客様に反応に合わせる事ができ、見せ場もある「やかん」
そして体力勝負の「反対俥」
この三つの中からマクラでお客様の様子を見て決めようと高座に上がる。お坊さんの小噺を振る。すると10名ほどの落語が初めてであろうご婦人の団体?が笑ってくださる。ここだ!このご婦人団体を中心に笑いを広げようと思い、すぐにお血脈へ
ご婦人の団体とのキャッチボールを意識しつつ他の方々にも要所要所で投げる。反応が無い方にも諦めずに一生懸命投げ続ける。その結果、最後には盛り上がったのでホッと一安心。
今日は、やかんでもなく反対俥でもなく、
お血脈で正解でした。自分自身を褒めてあげたい。 途中の盛り上がる所で終わったので
演目は善光寺の由来になる。
こんなに頭を使ったのはこの芝居初めて。
教わっといてよかった。。。
達成感のまま自宅へ帰宅 事務仕事へ、
八日目「善光寺の由来」